- 毎月の収支を把握していない
- お金の話をされるのがなぜか苦手
- 家計簿は続いたことがない
私、これにすべて当てはまるTHE☆家計管理が苦手な人です。
お金の管理が苦手な人は、生まれ持った性格が影響していることもありますが、ずばり親の教育や育った環境が大きく影響しています。
そう考えた理由は、お金が苦手な自分の人生がそう物語っていたからです。
家庭環境
父、母、姉のいたって普通の4人家族です。
平均よりも世帯年収は低め(だと思う)。
田舎の戸建て暮らし。
幼少期
正直あまり覚えていませんが、両親が新築一軒家を建てて引っ越したのはこの時期でした。
小学生~中学生時代
お小遣い制度があったような、なかったような。
自分の家庭のお財布事情なんて知る由もなく、おねだり攻撃で小型犬を飼ったり、ピアノや習字などの習い事をさせてもらっていました。
習い事の動機は覚えていませんが、ピアノはろくに練習もしなかったので、今思うと親に無駄なお金を使わせていたなと思います。
この時代によくあったような「お金の話はタブー」という風潮からか、親からのお金の教育は一切なし。
ただ、唯一お金に関することで親から聞いていた言葉は「うちはお金がない」でした。
高校時代
バイト禁止の高校に進学し、勉学と部活に勤しむ日々。
お金は必要なときに親からもらうスタイルで定期的なお小遣い制度はありませんでした。
大学時代
大学進学のため、都会で一人暮らしを開始します。
奨学金を借り、毎月の基本的な生活費は奨学金を使っていました。
奨学金が「借金」であることはなんとなく理解いていましたが、制度についてはよく分かっていませんでした。
毎月振り込まれる奨学金を「借金」ではなく、「給与」のような感覚で使っていた気もします。
クレジットカードも大学生の時に契約しました。
このとき、趣味である洋服につぎこみ禁断のリボ払いに手を出します。
本当に知識がなく、「毎月の返済額が少なくなってリボ払い最高!」と思っていた大バカでした。
その後、社会人になってからもしばらくリボ払いの返済を引きずることになります。
社会人
地元に就職したので、実家暮らしに戻りました。
学生の頃から引きずっていたリボ払いの返済で、リボ払いの恐ろしさを身をもって知り、しばらくは返済に集中しました。
車が生活必需品である地域なので車を購入しました。
でも、その購入もすべて親が済ませ、気付いたら自動車ローンの返済と高額な自動車保険の支払いが始まっていました。
実家にはお金を入れていませんでしたが、親からは全くなにも言われず。
たまに「あんたちゃんと貯金しとかなあかんよ」と言われる程度でした。
今思えば、実家にお金を入れない分貯金に回してほしいという親の思いがあったのかなと思います。
そんな親の期待を裏切り、自分の好きなこと(ファッション)にお金をほとんど使っていたので貯金なんてほとんどありませんでした。
夫と出会い結婚
金銭感覚がまとも(?)な夫と出会い結婚。
金銭感覚の違いで喧嘩することもしばしばありますが、自分のマネーリテラシーのなさに嫌気がさしたのは結婚式準備のときでした。
結婚式に夢があった私は、あれをやりたいこれもやりたいでお金のことをよく考えずに発言。
自分の金銭感覚がおかしいと夫からお叱りを受け、呆れられます。
ろくに貯金もないまま結婚したため、この喧嘩をきっかけにお金の意識改革を決意。
貯金の基本ともいえる先取貯金を実施し、順調にお金を貯め、結婚式も無事挙げられました。
金銭感覚は周りの人からの影響を大きく受ける
自分の人生を振り返ってみると、自分の金銭感覚は親からの影響が大きいと思いました。
親のことや親の教育方法を否定したいのではなく、大事なのは子供でも大人でも金銭感覚は周りの人からの影響を存分に受けるということです。
だから、子どものころからお金の教育は必要ですし、正しいお金の知識を身につけることで周りからの影響を最小限にすることだってできます。
「お金の話が苦手」「家計管理が苦手」という人は、身近に同じような人がいてその影響を受けているからかもしれません。
書籍などで正しいお金の知識を身につけたりすることで、意識改革を少しでも行っていきましょう。
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