「家計管理は楽しくない」
こう思ったことはないでしょうか?
私はまさにそう思っていました。
だって、数学は大の苦手だし、使えるお金は減る(気がする)し、毎月の支出を見てなぜか心が痛むから。
でも、そう思っている人にこそ読んでほしい本があります。
『新版 正しい家計管理』 著/林 總
結論から言うと、この本では家計管理の目的を断言してくれています。
それは
「自分と家族が、現在も未来も幸せに暮らすこと。」
こうやって聞くと、家計管理をしたくなってきませんか?
家計管理への意識を変えてくれる
この本をおすすめしたいのは、
- 家計管理が続いたことがない
- 家計管理が苦手でお金が貯められない
という家計管理初心者の人です。
「家計管理はなぜするんだろう?」
前述の通り、この問いにずばり答えてくれますし、その答えがストンと腑に落ちます。
よく「老後2000万円問題」と言われますが、そんな何十年後のことを言われても私はピンときたことがありませんでした。
そんなありきたりな答えではなく、今すぐ家計管理をしたくなるような、そんな答えを教えてくれる本です。
家計管理ができている人は、おそらくその考え方が自然にできる人なんだと思います。
家計管理の方法はいったん頭の片隅に置いておく
ちなみに、この本で紹介されている家計管理の方法はとにかく面倒という印象です。
世の中にキャッシュレス旋風が巻き起こっている中、思いっきり時代に逆行している家計管理方法です。
「とにかく本に忠実に進めたい」
「家計管理に割く時間はいくらでもある」
という人向けの方法だと思います。
私は、取り入れられる方法は取り入れて、一部の方法は頭の片隅に置いておこうと思います。
家計管理の目的を見失っている人は必読
家計管理方法を取り入れるにせよ、取り入れないにせよ、家計管理の目的を見失っている人はぜひ読んでほしい本です。
私がそうなのですが、家計管理ができない人は「『未来』よりも『今』に重点を置いている人」なんだと思います。
ここの価値観は人それぞれなので正解不正解はないですが、子どもがいる私は、これから子どものために未来のことも見据えていかなければいけません。
なので、「自分と家族が、現在も未来も幸せに暮らすこと。」というこの本の主張が、自分事として腑に落ちたのかもしれません。
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