10月に入って、「さぁ本格的に家計簿で収支を把握するぞ!」と意気込んだときに出てきた悩みがあります。
それは、「家計簿のスタート日を1日にするか、給料日にするか」ということ。
考えた結果、私は1日始まりにしました。
家計簿のスタート日に正解はありませんが、それぞれのメリット・デメリットを整理しました。
1日始まりのメリット
- 給料日が変わっても影響がない
- パートナーと一緒に家計管理がしやすい
- 年間の収支の流れが把握しやすい
給料日が変わっても影響がない
毎月1日をスタート日にしてしまえば、給料日が変わってもスタート日がずれません。
仮に転職をしたとしても、家計簿の調整をする必要がなくなります。
パートナーと一緒に家計管理がしやすい
パートナーと一緒に家計管理をしている場合、パートナーと給料日が違っても管理がしやすいです。
どちらかの給料日に合わせる方法もありますが、転職をして給料日が変わった場合は調整する必要が出てきてしまいます。
1日始まりにすればその心配もいらなくなります。
年間の収支の流れを把握しやすい
毎年12月31日に家計簿を締められるので、年間の収支が把握しやすいです。
家計管理は1ヶ月間だけでなく、年間でも振り返る必要があります。
1日始まりだと、年間の収支把握を混乱することなく行えます。
1日始まりのデメリット
- 給料日によっては管理が複雑になる
- 収入を一旦プールしておく(一時的にためておく)必要がある
給料日によっては管理が複雑になる
例えば給料日が10日や15日の場合、1ヶ月の途中で収入が発生することになります。
資産が増えたと勘違いしたり、間違ってその収入を使ってしまったりする原因になることもあるので、管理方法を工夫する必要があります。
収入を一旦プールしておく必要がある
上述のように、月の途中で入ってきた収入を誤って使ってしまわないように一旦プールしておく必要があります。
給料振り込み用の口座にそのまま入れておくと間違って使ってしまいかねないので、別口座に移動させるなど工夫が必要です。
給料日始まりのメリット
- 管理が簡単
- 給料が入ったらすぐに使える
管理が簡単
「スタート日に入った収入」=「その月に使えるお金」になります。
1ヶ月間をその収入の範囲内でやりくりすればいいだけなので、月の途中で収入が発生する時よりも管理が分かりやすくなります。
給料が入ったらすぐに使える
給料が入った日がスタート日になるので、給料が入ったらすぐに使うことができます。
一旦プールしておくなどの手間は基本的に必要ありません。
給料日始まりのデメリット
- 土日祝と重なるとスタート日がずれる
- 年間の集計が年をまたいでしまう
- パートナーと給料日が違うと管理がしにくい
土日祝と重なるとスタート日がずれる
給料日が土日祝日の場合は、給料の振込日が前倒しか後ろ倒しになるので家計簿のスタート日もずれることになります。
その分やりくりする期間が長くなったり短くなったりするので、その都度調整が必要です。
年間の集計が年をまたいでしまう
給料日が毎月1日以外の場合は毎年12月31日で締められないので、年間の収支把握が年をまたぐことになります。
家計簿に慣れていない人や苦手な人にとっては混乱を招く可能性もあります。
パートナーと給料日が違うと管理がしにくい
パートナーと給料日が異なると、完全に別財布として管理をするか、どちらかの給料日に合わせて家計管理をするかのどちらかになります。
パートナーと家計を一緒にしている場合、完全別財布での家計管理はあまり推奨できません。(わが家はまだ別財布ですが…)
同じ財布として管理するにしても、どちらかの給料日に合わせる必要があります。
その場合、管理が複雑になったり、給料日が変わったときに手間がかかったりすることも。
私は毎月1日をスタート日に設定
ここまでそれぞれのメリット・デメリットを紹介してきましたが、私は結果的に毎月1日をスタート日にすることにしました。
- クレジットカードなどのキャッシュレス決済の締め日が毎月末であること
- 将来的に夫と同じ財布で家計管理をしたい
- 年間の収支を1月1日~12月31日でキリよく把握したい
というのが主な理由です。
ただし、一番重要なのはスタート日を何日にするかではなく、収支を漏れなく把握すること。
スタート日によって、管理が複雑化してしまい収支の把握が漏れてしまうのは避けたいところです。
状況や方法は人それぞれなので、自分にとって分かりやすいスタート日を設定しましょう。
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